Jack Bruce
Jaco Pastorius
James Jamerson
Jeff Berlin
Jerry" Jemmott
Jimmy Johnson
JJ Burnel
Joe Osborn
John  Wetton
John Deacon
John Entwistle
John Myung
John Patitucci
John Paul Jones
Kim Gordon
Larry Graham

Leland Sklar
Lemmy
Les Claypool
Louis Johnson
Louis Satterfield


Jack Bruce


Jaco Pastorius

 

使用ベース:4弦フレットレスジャズべ

ジャンル:ジャズ、フュージョン、ポップス

主な奏法:指弾き

 

フレーズ難易度:

 

 ベースに携わる人でこの人を知らない人はモグリというくらい有名ベーシスト。活動の範囲は広く、共演者はパットメセニー、ジョニミッチェル、ジョーザビヌル(ウェザーリポート)、ハービーハンコックなど。

 

速くて正確なフレージング、ハーモニクス奏法、ベースソロ曲、など、これまでのベースの奏法を覆すプレイで一躍ベースヒーローに。1フレット1フィンガースタイルは彼が広めたとされている。

 

ジャコを代表するフレーズから。16ビート、Bb7一発の時に使います。

全ての音を弾くのではなく、部分的にゴーストノートを入れることと、拍の裏をタイにすることで、音数が多いのに軽快に聞こえる絶妙なグルーブ感が特徴。

✕印は、ゴーストノートです。TAB譜には付けられませんでした・・・


James Jamerson

 

使用ベース:4弦プレべ

ジャンル:ポップス

主な奏法:指弾き(ワンフィンガー)

  

フレーズ難易度:
スタジオミュージシャンとして、モータウン・レコードで主に活動。レーベルのヒット曲等多くの作品で演奏。
ワンフィンガー奏法ならではの独特のバウンスするフレージング、特徴的なベースラインは、その後の多くのベーシストに影響を与える。

 

譜面はジェマーソンの特徴的なラインが入ったフレージングです。コシのある太くて丸い音で、粒は揃えてスタッカート気味で弾いています。解放弦を多用する弾き方にすることで、ワンフィンガーでも早いフレーズにも対応し、彼の独特のグルーブが生まれています。

 

Jerry" Jemmott

 

使用ベース:4弦ジャズベ

ジャンル:R&B、ソウル、ジャズ

主な奏法:指弾き

  

フレーズ難易度:
ニューヨーク出身。10歳でポール・チェンバースに衝撃を受け、アップライトベースを始め、12歳でセッション・ベーシストとして活動。キング・カーティスに発見されてエレキ・ベースに移行。セッション・ベーシストとして、ソウル、R&B、ジャズを中心に幅広いジャンルのレコーディングで活躍した。共演者は 、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、ロバータ・フラック、ラスカルズ、マージー・ジョセフ、BBキング、フレディー・キング、チャック・ベリー、デュアン・オールマン、オーティス・ラッシュ、ハービー・ハンコック、フレディー・ハバード、ジョージ・ベンソン、アーチー・シェップ、ライオネル・ハンプトン、ハービー・マンなど。 ジャコ・パストリアスも影響を受けたアーティストとして挙げている。

 

ジェマーソン、チャックレイニーもそうだが、技術的に高レベルなプレイ(速弾きなど)を行うプレイヤーではない。ミストーンなどもあり人間味あふれるプレイが信条。ドラムと一体となったグルーブ感、耳に残るフレージング、ミドルが豊かな低音、粘りのあるフレーズ等がレジェンドたる所以。

 

 


John Entwistle

使用ベース:4弦プレべ、サンダーバード、リッケンバッカー等

ジャンル:ロック

主な奏法:指弾き、ピック弾き

  

フレーズ難易度:

史上最高のベーシストランキングの第1位を獲得したのはこの方。イギリスのバンド、「The Who」のベーシスト。ボトムを支えるタイプのベーシストは逆。ベースが自由に動き回るリード・ベースのスタイル。爆音で音数が多いプレイは彼の真骨頂。私生活も豪快。その後のミュージシャンに多大な影響を与える。

 

曲によっては、ひたすら動き回っているが、それが独特のグルーブ感と壮大な雰囲気を生み出している。音も大きく歪んでいるので太い。初期はピック弾きだったが、指弾きに変更後、3フィンガーやタッピングなども行う。

 

譜面は、ベースソロの部分とバッキング部を丸々取りあげました。この時代にこのベースフレーズは、かなり画期的だったと思います。Gマイナーペンタが基本のコンセプト。正確に弾くというよりは、ゴリゴリ弾く感じで押し切って弾くとニュアンスが出ます。フレーズとしてもかっこいいのでそのまま覚えてもオッケー!

 

John Patitucci

使用ベース:6弦YAMAHA、KEN SMITH

ジャンル:フュージョン、ジャズ、ラテン、ブラジル系、等

主な奏法:指弾き、スラップ

  

フレーズ難易度:
ニューヨーク出身、10歳からエレクトリック・ベースを、15歳からはアコースティック・ベースを演奏するようになる。
20代でチックコリアのバンドに起用されたことにより、一躍有名に。プレイスタイルはジャズからフュージョン、ロック、ブルース、ラテン、クラッシックまで幅広い。エレキベース、コントラバスの両方を操る。共演者も幅広く、B.B.キング、ジョージ・ベンソン、デイブ・ウェックル、ブライアン・ブレイド、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、マイケル・ブレッカー、ゲイリー・バートン、スティーヴ・カーン、マイク・スターン、ジョン・スコフィールド、アル・ディ・メオラ、スタン・ゲッツ、ハンク・ジョーンズ、ドン・フリードマン、スティング、ナタリー・コール、ミルトン・ナシメント、イヴァン・リンスなど

 

 

多岐にわたるジャンルを演奏するため、グルーブに対する知識等が深い。プレイはタイト。ミストーンがほとんどない正確なプレイ。ソロはホーンライクなフレージング+歌うフレーズ。手癖フレーズも多いが、スタンダードナンバーでのフレージングは絶妙。音色はミドル中心の重すぎず、軽すぎない。かつ、音色がはっきり聞こえるような音色。ソロのフレージングから音楽性の高さも伺える。

 


Kim Gordon


Larry Graham

 

使用ベース:4弦ジャズべ

ジャンル:ファンク

主な奏法:指弾き、スラップ

 

フレーズ難易度:

スライ&ザ・ファミリー・ストーンで活動後、自身のバンド、グラハム・セントラル・ステーションで活躍。

 

スラップ(チョッパー)奏法の産みの親。ベーシストなら必聴間違いなし。豪快かつファンキーなプレイスタイル。

 

スラッパーの登竜門的フレーズ。テンポが速いので難易度は高いです。1小節目の3拍目と2小節目の3拍目のゴーストノート以外は、左手で弦をたたいて出します。ただし、本人の弾き方は、サムピングアップダウンを使うので、いろいろな弾き方があります。
E一発のソロにも使えます。

Louis Johnson

 

使用ベース:4弦ベース(スティングレイ)

ジャンル:ファンク、ロック、R&B、ソウル

主な奏法:指弾き、スラップ

 

フレーズ難易度:

兄ジョージと組んだデュオ・グループ「ブラザーズ・ジョンソン」での活動や、セッションミュージシャンとして1970年代、1980年代の数々のヒットアルバムに参加。ラリーグラハムと同じスラップ奏法の始祖の一人で、「サンダーサム(雷の親指)」とあだ名をつけられ、多くのミュージシャンから絶賛された。レコーディング作品で有名なところでは、マイケル・ジャクソンのアルバム『オフ・ザ・ウォール』、『スリラー』、『デンジャラス』、ヒット曲「ビリー・ジーン」と「今夜はドント・ストップ」など。

 

ラリーグラハムと並ぶ、スラップ奏法に貢献した人物。ラリーグラハムと同じ豪快なプレイスタイルだが、少し洗練された雰囲気がある。指弾きのフレージングもタイトで個性がある。スラップを極めるなら必ずコピーするべし!
譜面は曲の中心となるフレーズ。ゴーストノートと実音のバランス、音の長さのコントロールが肝になるフレージング。ドラムの縦のリズムとしっかり合わせていかないとノリが出ない。豪快でもタイトを心がけよう!