Verdine White
Victor Bailey
Victor Wooten
Will Lee
Willie Dixon
Willie Weeks
Verdine White
使用ベース:YAMAHA、アイバニーズ等4弦ベース
ジャンル:ファンク、R&B
主な奏法:指弾き、スラップ
フレーズ難易度:☆☆☆☆
グルービーかつ、ファンキーなプレイスタイルと言えばこの方。アース・ウインド・アンド・ファイヤーのベーシスト。ライブパフォーマンスも多彩で、エンターテイメント性重視。医者の家庭に生まれたが音楽の道に進む。シカゴ交響楽団に在籍し、ベースを始める。その後、エレクトリックベースに転向し、アース・ウインド・アンド・ファイヤーに在籍。
バンドの核としての存在感は大きく、大きく貢献している。
プレイスタイルは、とにかく明るくてファンキーなノリ、疾走感のあるグルーブ。ライブパフォーマンスも素晴らしく、ダンスなども含め、ノリノリで弾くスタイルは聞く人を元気にさせる。音色も中低域重視で、バンドに埋もれない芯のある音色が特徴。
Victor Bailey
Victor Wooten
使用ベース:4弦ジャズべ
ジャンル:ロック、フュージョン、ジャズ
主な奏法:指弾き、スラップ、タッピング
フレーズ難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
世界一上手いベーシスト。音楽一家に生まれ、3歳からベースを始め、5歳ごろからライブも行う。自身のソロ活動に加え、ベラ・フレック・アンド・フレックトーンズ、S.M.V.(スタンリー・クラークとマーカス・ミラーとのトリオ)などに参加。
ベースのテクニックを極限まで追求したプレイ。グルーブ感、テクニックの正確さ、完成されたフレーズ、メロディアスなアドリブソロ、どれをとっても世界一。
主な奏法は、ボスハンズ(両手)タッピング、スラップ奏法(サムピングアップ、ダウン、人差し指、中指のロータリースラップ)ツーフィンガー。20年以上前の作品だが、デビュー作「A Show of Hands」を聞いたときは、あまりの衝撃に本当にベースなのか耳を疑ったほどである。
譜面はメインのフレージング。出だしから激ムズ。初見で弾けたら天才です。
R2、R3はそれぞれ右手の人差し指、中指のタッピング。Lは左手のタッピングもしくはゴーストノート。
Will Lee
使用ベース:4弦ジャズべ(sadowsky)
ジャンル:ロック、フュージョン、ポップス、ジャズ
主な奏法:指弾き、スラップ
フレーズ難易度:☆☆☆☆☆☆☆
NYのセッションベーシストで1,2を争うほど売れっ子ベーシスト。派手なフレーズなどはないが、どのジャンルでもほぼオールマイティー、鉄壁なグルーブ、アンサンブルに溶け込むフレージング、堅実なプレイスタイル。歌もめちゃくちゃうまい。ライブでは客席のテーブルに上って弾くなど、ファンキーな一面も。smappiesは必聴
共演者は非常に多く、デイヴィッド・サンボーン、ボズ・スキャッグス、ダイアン・シューア、トム・スコット、フランク・シナトラ、スパイロ・ジャイラ、リンゴ・スター、スティーリー・ダン、バーブラ・ストライサンド、ブレッカーブラザーズ、ジョージ・ベンソン、ボブ・バーグ、マライア・キャリー、矢野顕子、スティーヴ・ガッド、ビリー・ジョエル、パット・マルティーノ、オズ・ノイ、ポンタボックス、スティーリー・ダン、マイク・スターン、渡辺貞夫、SMAPなど他多数
基本的なプレイは指弾き、スラップなど。グルーブ感を重視したフレージングが特徴。16ビートの曲のゴーストノートの入れ方は秀逸
フレーズは、ノリのいい16系8ビートの例。1小節ごとにコードはCmとF7。ひとつづつの音を丁寧に細かく弾く。細かく弾く箇所と付点8分音符や休符箇所のメリハリによって、グルーブ感を表現している。
Willie Dixon
Willie Weeks
使用ベース:4弦プレべ
ジャンル:R&B、ロック、ポップス、ブルース
主な奏法:指弾き
フレーズ難易度:☆☆☆☆☆☆☆
ダニー・ハサウェイのレギュラーベーシストと言えばこの方。彼のアルバム「ライブ」でのプレイやベースソロは名演。当時20代前半ということも驚き。主にセッションベーシストとして活躍し、共演者は非常に多く、エリック・クラプトン、チャカ・カーン、デヴィッド・ボウイ、ドゥービー・ブラザーズ、アレサ・フランクリン、ジョージ・ハリスン、ロッド・スチュワート、ローリング・ストーンズ、スティーヴ・ウィンウッド、ジョン・メイヤー、スティーヴィー・ワンダー、ビリー・ジョエル、B.B.キング、デイヴィッド・リー・ロス、マイケル・マクドナルド、ベット・ミドラー、ジョン・スコフィールド、カーリー・サイモン、ジェームス・テイラーなど他多数
基本的なプレイは指弾き。ジェームス・ジェマーソン系のグルーブ感だが、プレべの太い音で、かつ、もっと正確で洗練されたビート感が特徴。跳ねすぎず、跳ねなさすぎない絶妙なグルーブ感は素晴らしい。必聴!!
フレーズは、5曲目から。ジェマーソンライクなフレージングだが、正確かつ絶妙な跳ね具合が素晴らしい。フレーズ自体は練習すれば弾けるが、このグルーブ感を出すのはかなり難しい。出せたら、あなたもグルーブマスター!